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そんななかで昨年7月、宮崎県西諸県郡高原町(たかはるちょう)にオープンしたラーメン屋「ムラタ拉麺」で店長を務める茺田亜利寿(はまだありす)さんが“ギャル店長”としてSNSで話題だ。YouTubeのチャンネル登録者数は2万人を突破。現在は県外からわざわざ店を訪れる客も多いのだとか。
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じつは彼女、まったくの“未経験”から店長になったという。勝算はあったのだろうか。今回は、その詳しい経緯や同店の“人で人を呼ぶ”秘訣に迫った!
◆ラーメン屋“未経験”から店長に任命「ノリでやってみるか(笑)」
赤リップが際立つメイクに、ハート柄が施されたネオンイエローのネイル。SNSでは、そんな「ギャル店長」を主役に、「社長」が引き立て役として時おり登場する。営業中は厨房の様子を生配信するなど、仕事の裏側からプライベートまで垣間見られ、親近感が湧いてくる。
ありすさんはラーメン屋“未経験”だったというが、いきなり店長になるなんて、不安はなかったのだろうか。
「ノリでやってみるかという感じでしたね(笑)。ラーメン屋自体は未経験でしたが、高校卒業後に何軒か飲食店で働いていたので、何かしら活かせる部分はあるだろうなって」(ありすさん)
◆高原町まで足を運んでもらうためには…
とはいえ、一般的にラーメン屋は長く続けていくのが難しい世界と言われている。高原町の人口は8229人(※2023年4月)で本人いわく「めちゃくちゃ田舎」なのだとか。同店を経営する株式会社オイシードカンパニー代表取締役の村田健(むらたたける)さんがこう話す。
「いまのラーメン業界は全体的にレベルが上がっていて、どこで食べても美味しいじゃないですか。もちろん、大前提として味は大事なんですが、とても小さな町なので地元のお客さんだけで商売を成り立たせていくのは正直厳しいものがある。宮崎県の高原町という田舎までわざわざ人を呼ぶためにはどうしたらいいのか。やっぱり、“人”だと思ったんです」(村田さん)
◆「ギャル店長を目当てに」全国から“人で人を呼ぶ”
接客や人の部分に力を入れていこうと最初から決めていた。そこで、ありすさんを店長に任命し、ラーメン屋の“ギャル店長”としてSNSで発信してみたのだ。