まず一つに、スペイン内戦の際に使用されたトレドの修道院から15~16世紀の日本について記された文書が発見され、その文中に「上杉景勝の叔母」という言葉を見つけたと主張しています。
そして、「叔母が開発した佐渡金山を所有していた」と書かれていたことから、叔母にあたる人物は上杉謙信であり、女性説を裏付けるとしています。
次に、謙信の死因は「大虫」であるという主張もあります。八切氏はこの「大虫」という単語が月経の隠語であると解釈しました。
彼のいうところでは、謙信は合戦の際に原因不明の腹痛に襲われることがあり、これも生理の一環だったと考えました。また、謙信は更年期障害からくる婦人病を患ったことが死因であり、これが女性特有の現象であることから導き出された結論だとしています。
民衆の間で謙信が女性であることを示唆した歌が流行していた
生涯不犯の誓いを立てていた
肖像や手紙に女性的な表現が数多くみられる
など、根拠の数はかなり多く示されていました。
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