日韓の国会議員、サッカーで交流も日本4失点 シャトル外交再開後初
日本と韓国の国会議員が13日、横浜市の日産スタジアムでサッカーを通じて交流した。日韓首脳の相互訪問「シャトル外交」が約12年ぶりに再開し、日韓関係に改善の兆しが見える中での親善試合は、4―1で韓国側が勝利した。
親善試合は昨年11月のソウル開催に続いて今回で13回目。日本からは、サッカー外交推進議員連盟の衛藤征士郎会長ら、韓国からは韓日議連の鄭鎮碩（チョンジンソク）会長ら、両国の与野党議員約50人が参加した。
小雨のなか行われた試合は、長短のパスをつなぎ両サイドから攻める韓国チームが終始優位に進めた。4失点した日本チームは、試合終盤に日本維新の会の奥下剛光衆院議員のゴールで一矢報いた。
終了後、衛藤氏は「練習量が足らなかったのが敗因」。鄭氏は「サッカーで友情を培うことが重要で勝敗は重要ではない」。日韓のシャトル外交にも触れ、「両国が次第に近づいている」と述べた。（白見はる菜）
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