神田伯山、Netflix『サンクチュアリ』はコンプラやポリコレ批判を「全部上手投げで投げ飛ばしてくれる」痛快なドラマであると指摘

2023年5月12日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『問わず語りの神田伯山』(毎週金 21:30-22:00)にて、講談師の神田伯山が、Netflix『サンクチュアリ 聖域』はコンプラやポリコレ批判を「全部上手投げで投げ飛ばしてくれる」痛快なドラマであると指摘していた。

神田伯山:世の中さ、もうどれ見ても、映画見ても何でも、コンプライアンスだ、ポリコレだとかさ。
映画の予告見ても、「はい、ポリコレ、はい、ポリコレ」じゃん。それも大事なんだよ。でも、ウゼェなぁっていうか、もうその感じがあるわけ。

でも、この『サンクチュアリ』は…多分、絶対、民放とか公共放送のNHKでできないっていうのは、八百長の問題とか扱ってるし、タニマチはどうのこうのとか。
ちょっと相撲界の暗部とかにも、ちゃんと向き合っているんですよ、いい感じで。

で、それがなんかね、もうみんな多分ネットとかやってる人もそうなんだけど、視聴者の方が色々知ってんじゃん。
で、なんか「報道しねぇな、このテレビは」とかって色々こう溜まってってんじゃん。
なんかエンターテイメントも、ちゃんとなんかこう全部をやってくれよ八百長問題とかもっていう。

それをなんか、全部上手投げで投げ飛ばしてる感じ。「ごっつぁんです!」っていう。
「コンプライアンス、ごっつぁんです」と。「ポリコレごっつぁんです」と。「関係ねぇっす」っていう感じの空気が楽しい。

最近いろんなニュース見ても、具体的なことを言うとこっちが叩かれちゃうからあれなんだけど。うるせぇじゃん。「うるせぇ、バカ野郎」っていうのを、上手投げごっつぁんドラマなんですよ。それが気持ちいいっていう。

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