プリゴジンはメッセージアプリのテレグラムの自身のチャンネルへの投稿で、
4機の撃墜地点から描いた半径20キロの円の中心にありそうなのは、ロシアとウクライナどちらの防空システムだろうか、と問いかけた。
「4機の墜落地点を囲む円を描くと、円の直径は40キロメートルになる。つまり円の半径は20キロメートルだ」とプリゴジンは書いた。
「次にインターネットで、どんな種類の対空兵器がこの円の中心にあるかを調べてみるといい。自ずと答えは出る。私は知らないが」
本誌はロシア国防省に電子メールでコメントを求めたが回答は得られていない。
ウクライナ空軍の報道官は14日にテレビ出演し、撃墜したのはロシアの防空システムかも知れないと述べた。
コメルサントは撃墜された戦闘機2機は「ウクライナのチェルニヒウ州の標的に向けてミサイル攻撃と空爆を行う予定だったとみられる」と伝えている。
また、2機は「ほぼ同時に」墜落したという。ただしロシア当局は沈黙したままだ。
ブリャンスク州のアレクサンドル・ボゴマズ知事はテレグラムで、ヘリコプター1機がクリンツィの町に墜落し、女性1人がけがをしたと明らかにした。
ロシア国営タス通信は、墜落の原因はエンジントラブルだったとの当局の見方を伝えている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7912c8ddc5a711eb76862aea1b4a0398a95b9a07