三重県鈴鹿市のアパートで46歳の女性が殺害された強盗殺人事件から、5月10日で1週間。捜査が続く中、女性の夫と2人の娘が胸中を明かした。

中略


SNSの“投稿”に強い怒り

8日の夜、取材に応じたアイハラさんの夫と2人の娘。家族が殺害された悲しみだけでなく、あることに強い怒りを抱いていた。

次女:
今、色んな人が「お父さんが犯人だ、お父さんが殺したんだ」って言っている人がいるんですけど。(警察に)携帯の中も見せたし、
服も靴も持っていかれてる。こっちとしては警察に協力しているんですよ

アイハラさんの夫を「犯人視」するようなSNSの投稿などが相次いだきっかけは、2022年11月に夫婦の間で起きたトラブルだった。

次女:
お父さんがコストコとかで買い物をするんですけど、それをまとめ買いしてストックとして置いておくんですけど、
お母さんが自分が買ったかのように無断で持ち出して

この時、警察を呼ぶ事態に発展。その後、アイハラさんは家族と暮らしていた四日市市内の家を離れ、現場のアパートで一人暮らしを始めたという。

次女:
警察に(同居する)家の中を見てもらったし、話を聞いてもらったし、解決したんですよ

このトラブルもあり、一家は事件の2日後に警察署に出向き、聞き取りを受けたが、そのまま自宅に戻っていた。

長女:
どういう関係だったのか、事件当日はどこにいたのか、そこら辺を全部聞かれましたね

次女:
父は自分のパスポートを自ら警察に差し出しました。警察からは「いらない」と、「その誠意だけで十分です」と。ここまでしてるのに、
お父さんが逃げてる、隠れてる、逃亡中って…

https://www.fnn.jp/articles/-/528155