パソコン仕事で「マウスが手放せない人」が1年間で失う時間とは?
ほとんどの人がパソコン仕事で使っている「マウス」。この「マウス」が業務効率を悪くしていると聞いたら驚くだろうか。ベストセラー『脱マウス最速仕事術』の著者・森新氏は、多くの時間のロスを生む“マウス依存”から脱却するメソッドを確立、キーボードだけでほとんどの業務を完結させ「年間120時間の時短」に成功した。
書籍のなかには、マウスへの依存度を段階的に減らし、仕事をサクッと終わらせるノウハウが紹介されている。読者から「もっと早くこの方法を知っていたら」という声が続出するほど、実践的なスゴ技が満載。本稿では、本書より一部を抜粋・編集して、「いかにマウスの使用がムダな時間を生み出しているか」を紹介していく。
職種によって着手すべきことに差はあるはずだが、オフィスワーカーでパソコンを使わない人はいないはずだ。
そんな「脱マウス」を実践するには、「マウスを使わない技術」を身につける必要がある。
ショートカットキーを覚えて、マウスを使わずにカーソルを移動させたり、ウィンドウの拡大縮小を行うやり方を学んだりすることだ。
これらを学ぶことで、マウスを使う場合に比べて、効率的かつ素早く作業を進めることができる。
● 数秒が積もり積もって120時間の時短に
「脱マウス」をすると、作業時間を短縮できる。
マウスを使う場合、キーボードから手を離す必要がある。そして、マウスを操作した後に再びキーボードに戻すプロセスが発生する。
この動作は一回の作業では数秒程度のことであるが、1日に何十回も何百回も繰り返すことになると意外と時間を取られる。
私の場合、本書の技術によって、1日あたり「5000クリック」していたのが、「1000クリック」まで減らすことができました。1クリック0.5秒と仮定すると、控え目にみても年間約120時間の時短という計算になります。(P.9)
約120時間というと、1日8時間働くとしたらまるまる15日間分の時間である。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a15d565939c06d93a9726494a244d549a68347b