脚本家、ネトフリのせいで待遇が悪化。これまではドラマがヒットすると数年間面倒を見てもらえたが、今は数週間の契約に [314066368]
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5月初旬より、米国で映画やテレビの脚本家らが大規模なストライキに突入したことが話題になっている。
すでにテレビ各局は、トーク番組ほか構成作家を必要とする生放送の番組の製作、および放送を中止しており、複数の脚本家たちが集ってドラマを執筆する「ライターズルーム」も閉鎖。ドラマや映画の製作にも影響が出るとみられている。
トーク番組の製作を中止しており、構成作家を必要とする生放送の番組は急遽放送中止となっている。
脚本家らの大規模なストライキは15年ぶり。脚本家らに対する待遇が悪化したことが原因だ。全米脚本家組合(WGA)は以前から待遇改善を求めてきたが、交渉は難航していた。
待遇悪化の背景には、ここ10年間における、映画やテレビ番組の視聴方法の急速な変化がある。
周知のとおり、視聴方法は「ストリーミング中心」に変わった。これが脚本家らの待遇にどう悪影響を及ぼしたのかについて、米紙「ニューヨーク・タイムズ」および同紙ポットキャスト「ザ・デイリー」が報じている。
この10年の間のストリーミング配信の競争激化に伴い、かつてないほど多くの映画やドラマ・ドキュメンタリーが製作されるようになった。一見すると、この米国エンターテイメント史上最も多作な時代は、脚本家らにとっての黄金時代を示しているようにみえる。
実際、米国では2022年に約500本もの「台本あり」の番組が製作された。年間250−300本程度だった10年前に比べると、圧倒的な増加だ。さらに、番組の多様性も増えた。マイノリティの文化をテーマにしたものや、女性プロデューサーが主導の作品も増え、より幅広い脚本家に対して、より多くの仕事の機会が開かれたようにみえる。
にもかかわらず、なぜ待遇は悪化したのか?
脚本家らは「創造的には発展したといえるが、経済が機能していない」と訴える。
「この仕事をしながら中産階級の暮らしを手に入れるのは、もはや不可能だ」
ドラマがヒットしても「生活は不安定なまま」
ストリーミング時代の幕開けは約10年前、2013年にネットフリックスがオリジナルドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段(邦題)』を公開したことに始まる。同作はデヴィッド・フィンチャー監督、ケヴィン・スペイシー主演というハリウッドのトップフィギュアを起用した高予算作品で、それまで映画やドラマを配信するプラットフォームにすぎなかったネットフリックスを、本格的なオリジナル映画やドラマの製作もする会社として世に認知させた。
同紙は、このドラマの成功が、その後の業界のシステムやコンテンツの視聴、消費の仕方を一変させたという。
たとえば、それまでドラマは基本、毎週1話ずつ公開されていたが、同作はシーズン全話(13話)を同時公開した。その狙いは、新規ユーザーを獲得するとともに、ネットフリックス上でより長い時間を費やすように促すこと。
同作以降、強豪らも同様の手法をとるようになり、各ストリーミング・プラットフォーム上で、より多くの新コンテンツが短期間に投下されるようになった。
この変化が、番組製作における脚本家への待遇や扱われ方を根本的に変えたと、同紙は述べている。
以前であれば、「ネットワークが放映期間中(1年〜数年間)、脚本家らの給料の面倒をみていた」が、ストリーミング時代に突入してからは、シーズンごと、つまり数ヵ月ごとの「短期契約になった」。最近では1シーズンあたり6〜7話のものも増えており、契約期間は10週間前後とさらに縮まっている。
仮に関わったドラマがヒットしたとしても「次の仕事の保証はなく」、「インセンティブも発生せず」、「生活は不安定なまま」だという。
https://courrier.jp/cj/325879/
加えて、脚本家らが、撮影などの「制作のプロセスから完全に切り離されて」おり、“書くだけ”の「まるで機械の歯車」のようにされていることも大きな問題だと、WGAは指摘している。
というのも以前は、若い脚本家らは撮影現場での経験を通して、俳優らと仕事をする機会やロケ地の探し方などを学ぶ機会を得ていたからだ。その経験がより良い脚本家や構成作家を育てていたという。
だが、これらの機会を得られないことは、結果的に「番組の作り方を学べないことを意味する」。つまり「若い脚本家やライターらのキャリア開発に悪影響を与え、その歪みは業界全体にとっても長期的なダメージになるだろう」。
このままストライキが長引けば「2023年末、または翌年初旬までには新しいテレビ番組の数が激減する可能性がある」と、同紙は述べている。
もしそうなれば、米作品の「穴埋め役」として出てくるのが、台本のないシリーズ、もしくは、最小限の台本で製作できる番組、たとえば「リアリティショー」のようなものが増える可能性があるという。
なぜなら、15年前の脚本家のストライキをきっかけに生まれたのが「ドナルド・トランプのリアリティショー『アプレンティス』だから」だ。
結果的に同番組はヒットし、NBCを救い、トランプという人物が全米で知名度を得るきっかけとなったわけだが、同紙はこう指摘している。
今回のストライキも、良くも悪くも「私たちの文化を、静かに、だが確かに、形成する力を持っている」と。 漫画家とか原作者とか小説家が脚本家やればいいのにな
脚本のほうが簡単そうだし
漫画家とかのほうが話し作るのうまいだろうし 町山がNetflix始まったころに
これでクリエイターやらアニメーターやらの待遇が良くなる!って言いまくってたな
あれなんだったの 短期間に安い値段で1シーズン分の本を書けってのは確かにやってられないかもなあ こうやってクリエイターがちゃんと待遇面で闘うのは良いことじゃない? モチベ上げてもらわないと良いシナリオ出来ないだろうし 日本のドラマ脚本家なんて、恋愛!医療!刑事!のどれかで適当に茶濁すだけだろ なろうと同じ現象がドラマで起きてるんだよ
創作の敷居が低くなって参入しやすくなった代わりに
今後は、低予算で大衆受け狙いの俗悪な作品は増えるだろうな AIの件もあるし脚本家も大変そうだな
ハリウッドの脚本家悲鳴、AI拡大で「仕事奪われる」…世界で3億人失業の試算も [はな★]
tps://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1684066399/ 放送期間中ギャラ貰えるというのがそもそも日本と違うんじゃね これ本当にネトフリのせいなの?
なんか責任転嫁臭さを感じる そもそも映像産業はとっくにゲーム以下なんだからこうなって当然 >>15
じゃあ何が原因だと思うの?この記事で言われてる短期契約になったとかインセンティブが出ないとかは他の理由であると言いたいわけだよね? インセンティブが発生しないってそもそもおかしくね
そりゃストライクするわ AIのせいではなく資本家が搾取しすぎてるのが問題
資本家からお金を吐き出させる政策が必要 一括納入のせいで短期契約
ドラマが当たってもインセンティブ無し
AIの台頭
絵描き物書きは大多数が消えるかもしれんな 死因が脚本がうんこでっていうのもわりと多いと思うんだが >>6
最初の頃はたくさんコンテンツが欲しいから大盤振る舞いなだけ >>12
AIで喜んでる奴は安価な粗製乱造品で市場が制圧された場合そこそこ良品そこそこ高価な商品に居場所がなくなることをどう考えてんだろうな
低所得者向けファストフードなんて足並み揃えてゴミ化させたから文句言いいながら通い続ける意味不明な状態になってる >>6
あいつは知能の低い太鼓持ちのテンプレだろw >>17
ネトフリの言い分も聞かないと判断できなくね?って話
お前って片方の言い分だけ聞いてもう片方を叩くタイプ? 日本も脚本家協会に入ってる奴しかインセンティブ貰えん
だから逆に有名な奴じゃなくてもいいような作品は協会入ってないライターを使う傾向にある >>6
そもそもの前提が間違い
なんで「町山が」なの?
「日本のアニメーターの給料低いから改善されるのでは?」
ならオタクを含めたあちこちで語られ議論されてた事だろうが
だから「自分の頭が悪い」という大前提を忘れるな
思い込みで語るバカまみれなんだからな >>6
日本に比べりゃ今のアメリカのシステムでも待遇がいいんじゃないの? 一方ジャップは赤松を当選させインボイスを受け入れた >>31
資本側の都合がどうあれその都合のせいで抑えつけられてるからストライキが発生してるんだよ
労働者が資本側の都合を気にする必要は全くない 音楽でもゲームでもサブスク全然儲からないって言われてるもんな
とはいえもはやサブスク以前の時代には戻らないからな
いくらAI叩いてもAI技術は無くならないように ストリーミング時代で待遇が変わったんじゃなくて
新しい搾取の手法を開発したから配信会社が儲かるようになって
ストリーミング時代が来たんだよ >>34
町山から聞いたからその話しただけだけど
どこに発狂スイッチあった?町山の信者? 韓国とか監督や脚本家を制作会社が囲ってる
給料+インセンティブ
配信になって放送局より制作会社主導が増えたから
囲われる脚本家も増えたんじゃね? >>4
日本の漫画は本人の「才能」やら努力任せで
当たりを引くまでガチャ回してる状態
ダメ出しにしても編集がちゃんと理論立ててこういう理由でこうした方がいいって言語化できないから
なんか違うんだよね〜で振り回される
アメリカの脚本家業界はその辺の理論化が進んでて
この話が面白い理由を理論立てて説明する専門用語がいっぱいある
観客もそういう用語を知ってて感想書いてる
良くも悪くも >>43
作るのに時間と費用と多数の人員が必要なドラマや映画と違って、
顧客の反応がすぐに得られて個人でそれを反映できる漫画に関しては、個人ガチャ回しまくるのが明らかに効率いいからなぁ
しかもジャンプという最強の競争舞台があるし >脚本家らの大規模なストライキは15年ぶり
もう15年もたつのか >>3
今回のデモではもちろん、それ規制する法律も作れって言ってるぞ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています