ギリシャの1000円カットに入った日本人男性→あまりの“出来上がり”に絶句…! | TRILL【トリル】
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こんにちは。ライターのけんちょです。
これまでに25の国と地域を訪れた旅好きの筆者にとって、2週間から時に1ヶ月以上にもわたって海外を旅することがしばしばあります。そんな時にどうにも困ってしまうことの1つが、伸びてしまう髪の毛です。
今回は長期間の海外旅行の途中、ギリシャで散髪に訪れた時のまさかのエピソードについてご紹介したいと思います。
1ヵ月以上もの期間、海外を旅していた時のこと
ことのきっかけはギリシャの首都アテネに滞在していた時のことです。当時、筆者は1ヶ月以上もの期間、連続して世界中の各地を旅していたため、無造作に伸びた髪の毛が少しずつ煩わしく感じていました。
そんな中、アテネの街中を散策していると、たまたま見かけた1軒の散髪屋さん。この頃の筆者は自ら自分の髪の毛をカットすることもあるくらい、特にこだわりもなかったため、当時のレートでおよそ1,000円ほどという安さにもひかれ、海外で初めて散髪に挑戦することになったのです。
オーダーは「短くしすぎないで」のみ
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画像:Roman Seliutin / Shutterstock
海外の、特にヨーロッパのスタンダードな髪型といえば、高い位置まで両サイドを刈り上げる、深めのツーブロックというイメージ。
一方で、それほど短めのスタイルが好みではない筆者にとって、あの髪型だけは避けなければ…と思い、幸いなことに英語の通じるお店だったため、拙い英語で行ったオーダーは「短くしすぎないで」のただ1つのみ。
短くなりすぎさえしなければ、後で修正はできるだろうと考え、無事オーダーが伝わったことに安心して待っていると、準備を終えた美容師さんの右手には早速バリカンの姿が。念のため、改めて「短くしすぎないでね」と伝えると、なぜか返事だけは自信満々に「OK!」と答えてくれるのです。
嫌な予感はしつつも、なるようになれと意を決すると、想像通り、いきなり両サイドにバリカンが投入され、早々に刈り上げ状態に。そんな筆者の複雑な胸中にも気付かず、美容師さんは鼻歌を歌いながら、どんどんカットを進めていきました。
嫌な予感的中。あまりの出来上がりに絶句
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筆者撮影
結局、最終的に仕上がった髪型がこちら。
帽子をかぶってしまっているため少しわかりづらいですが、あの「OK!」という自信満々な返事はなんだったのか、普通に両サイドは刈り上げられ、短めの髪型になるという想定外の結果に…。
それもそのはずで、国や地域によってヘアスタイルの流行や長さの基準も違えば、その上で言語も違うため、細かくオーダーすることすら難しかったりします。
今となってはいい笑い話ですが、文化や価値観が違う異国で散髪をするのは意外と難しく、もしも海外で髪を切るという勇者がいらっしゃれば、思い通りにならないことも想定して、チャレンジしてみてくださいね!
※記事内の情報は筆者訪問時および記事執筆時点の情報です。
ライター:けんちょ(Instagram / Webサイト)
会社員/フォトグラファー。学生時代に友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数25カ国ほど。訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。
イラスト: vaguely(Instagram / HP)