サラダに混入したのは「ニホンアマガエル」…レタスとともに殺菌処理、調査結果を購入者に報告

5/19(金) 14:54配信読売新聞オンライン

 イトーヨーカドーアリオ上田店(長野県上田市)で販売されたサラダにカエルとみられる異物が混入していた問題で、同店や製造元のデイリーはやしや松本第2工場(松本市)などは18日、この異物が「ニホンアマガエル」だったとの調査結果を購入客の女性に伝えた。

 カエルが混入していたのは「緑黄色野菜がとれるパリパリ麺のサラダ」。デイリーはやしやの担当者が11日、女性が吐き出したものを回収し、専門の会社に調査を依頼していた。

 女性によると、同工場や同店などの責任者は18日、異物の分析結果や今後の対策などについて女性に伝達。サラダの材料のサニーレタスにカエルが混入したとみられることや、レタスとともに殺菌処理されていることから、病原菌や寄生虫による健康への影響はないとの説明を受けたという。
 また、再発防止策として、レタスを洗う工程の人員を現在の1人から3人に増やすことや、レタスに光線をあてて異物の有無を調べる回数を現状の1回から2回に増やす考えを示した。
 購入した女性は11日午後にサラダを食べて以来、精神的な動揺が収まらず、現在も食べた物を嘔吐(おうと)する状態が続いている。
 サラダを販売したイトーヨーカドーアリオ上田店は17日、ホームページに「お詫(わ)び」を掲載。製造元の会社名や商品名を公表した上で、「再発防止に努めて参ります」としている。

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