アルゼンチンで発見された新種の草食恐竜、チュカロサウルス・ディリピエンダの化石から、この恐竜が世界最大級だったと判明しました。

 アルゼンチンの古生物学者は18日、2018年に南部パタゴニア地方で発見された、首の長い新種の草食恐竜の調査を終え、世界最大級だったと発表しました。

 発見された化石から全長約30メートル、体重50トンと推定され、大腿骨だけで2メートルほどあり、大人3人がかりでようやく持ち上げられる大きさでした。余りの大きさに研究所に運ぶ際、運搬する車が何度も横転したということです。

 1億年ほど前の白亜紀後期に生息し、化石には何度も転倒した痕跡があったため、ハードボイルドを意味するチュカロサウルス・ディリピエンダと命名されています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/68b3be4e28d27b629fb6df955b2eaef12691a601