日本の文学の最高傑作……漱石の『草枕』ぐらいしか浮かばない [653462351]
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
日本の文学ってショボない?
芥川龍之介はセルフプロデュースの達人だった
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb985bbac69dfdc552f9108327ee59a099448d0e
> そもそも、小説とは、明治時代に西洋から輸入された概念です。
> そうして始まった近代文学の流れの中で、フランスに興った自然主義文学が日本でも勃興します。
> 実は、ヨーロッパ留学の経験がある夏目漱石には、
> ヨーロッパから輸入したものに安易に乗らないというプライドもあり、自然主義とは一線を画し、
> 次元の異なるインテリジェンスを顕示していました。 坊ちゃん読んだらくだらなすぎたんだが日本文学ってこんなんばっかか 海外の文学通のあいだでは夏目漱石、三島由紀夫、村上春樹の知名度は高い
安部公房とか筒井康隆ももっと知られていいと思うんだがな
個人的には夢野久作とかも 現代文学を信用しないというわけじゃないよ。ただ俺は時の洗礼を受けていないものを読んで貴重な時間を無駄にしたくないんだ。人生は短い。 >>49
外国語に翻訳すると安部公房と筒井は面白さ半減するとキーンが言ってたな
夢Qについてはそもそもほぼ翻訳されてない まず極端なスレタイにして
「そんなことないぞ、これもいいぞ」って書きたくなるタイプのアンケスレ
彡 ⌒ ミ
(ヽ´ん`) ←過疎の原因
l r . . i|
U x |j
し(U)J🍾
記紀万葉源氏平家太平記江戸時代では近松西鶴芭蕉、明治からは近代文学 近年はいわゆる文学よりもマンガやライトノベルがガンガン翻訳されている
「銀英伝は史上最高のフィクションだ」って評価する人がかなりいるんだがそういう時代なのかなあ、と戸惑っている
「蜘蛛の糸」とか言うはなから救う気のないものに希望を持たせて
暇つぶしする釈迦の話 戦前の近代文学のテッパンといえば漱石鴎外芥川藤村志賀谷崎荷風あたりか 戦後のラノベや漫画なんかも日本の物語文学の伝統をひいているねw >>69
悪いが割と頭でっかちになった点で過大評価だと思う
むしろ初期の終わりし道のしるべにの方が直球の力がある 孤島の鬼
黒死館殺人事件
ドグラ・マグラ
不連続殺人事件
獄門島
虚無への供物
妖異金瓶梅
人形はなぜ殺される
魔婦の足跡
真夜中に唄う島
人それを情死と呼ぶ
異象の夜に
なめくじに聞いてみろ
地図にない谷
聖女の島
人喰いの時代
匣の中の失楽
どれにする? こんなん全部読みきれるわけないから文学通史とか概論で把握するしかないよねw 特に心底没入出来る通俗青春小説が皆無に近いと思う
村上春樹か阿佐田哲也位しか俺は思いつかん >>58
『ドグラ・マグラ』は一応フランス語訳はあるぞ 三島由紀夫の腹切りによって、天皇中心の日本によるアジア解放という普遍的真理が明らかになったわけで
彼の文学的パフォーマンスによって、日本文学の伝統の本質が闡明されたよねw 村上春樹はそれこそ通俗小説の王道たるイギリスのディケンズからアメリカのフィッツジェラルドまでを最初演劇の脚本経由から網羅して吸収しているので不思議はないが、阿佐田哲也は正直ルーツが理解出来ない
歌舞伎や大衆演劇のリズム、強いては時代の荒々しい伊吹そのものを言語化したとしか思えないんだがどこからそんな技術を学んだんだろ >>86
単純に編集者だったからじゃね?
山田風太郎他色んな作家の担当者だったっつー 「明暗」だと思うよ
お延とお秀のやりとりはドストエフスキーもかくやだし
もちろん全体を包む津田と清子がどうなるかも読みたかった 吾輩は猫であるが漱石の最高傑作だろ
こころ退屈だった 智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。 >>87
にしてもな
文壇向けの本名の方のが逆にぎこちなくてそれこそ頭で考えたような硬さと比較すると猶更 こころは読んだけど暗いよな
大学の卒業証書を粋がって「こんなもの」とか言うけど
これはお前じゃなくて俺にとって嬉しいんだ、みたいなクダリ好き ちょっと前に岩波文庫の漱石書簡集読んでたけど
いつごろの誰宛てだったか、草枕みたいな主人公ではダメだと著者御本人
記憶あやふやなので精確ではないが 教科書って「この時代の中では面白いほうだった」ってだけで微妙な作品選んでくるよな こころについても
小学6年がこころ読みましたと手紙を書いたら
ガキはこんなの読むな、誰から住所聞いたんだ、と返事の著者御本人 >>76
全部最高だけど八つ墓村も入れてやってくれ 宮沢賢治はイジメ問題のみならずブラック企業を受容する人間像を暗示してるようで面白い >>100
風流の概念含め中国から学んだものとはいえ、女性の視点で開花したものはそれこそ本家でもない・・・よな。確か まー文学通史書けるくらい沢山の作品読んでないと日本文学の最高傑作なんて選べないよねw そういうのを選ぶのが文学批評家の役割であるよねw こういう純文学よりも誰よりも「ケンモイズム」を理解してたのは乱歩だろう
屋根裏とか人間椅子は「ケンモメンみたいな人」じゃなく「ケンモメン」が主人公
パノラマ島の冒頭の独白だけでこどおじのハートキャッチプリキュアですよ 近代文学における傑作の議論といえば、正宗白鳥と小林秀雄の対談「大作家論」が縦横に論じていたねw アガサクリスティーとかロアルドダールがポリコレで
言葉使い変えられてたけど
やっぱり欧米だとミステリーとかが軽く見られてるんで
そういう扱いを受けてるって事もあるのかね? 文学作品よりなろうのほうが面白いんだから
なろうの方が上だよ >>94
とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。 >>121
当時の偏見や差別を現代に持ち込ませないために変えてるだけじゃないのか >>121
あれは元々の作品と合わせて現代的価値観に沿った作品も出版するよっつーだけの話で原著を絶版にしますっつー話ではない
江戸川乱歩の大人向け作品からエロシーン削って子供向けリライトだすよっつーのと一緒 三島由紀夫も「文化防衛論」において、日本文学の伝統を形作る偉大なる傑作の一覧表を書いたりしてたよねw 思い出したけど坊っちゃんも面白かったな
ああいう大衆小説は100年以上経っても読めるね この故に無声の詩人には一句なく、無色の画家には尺賺なきも、かく人世を観じ得るの点において、かく煩悩を解脱するの点において、かく清浄界に出入し得るの点において、またこの不同不二の乾坤を建立し得るの点において、我利私慾の覊絆を掃蕩するの点において、――千金の子よりも、万乗の君よりも、あらゆる俗界の寵児よりも幸福である。 高慢と偏見の現代訳verとかあるかな、と考えるとまあそこ変えちちゃったら主題が消滅する
もっと分かりやすく言うと「ダーバヴィル家のテス」からポリコレだと言ってレイプを抜いたらなんともならん的な
一方娯楽作品の装置はまさにそこを主題としてないから代替は利く・・・ことの方が多い? そう「坊ちゃん」を評価するとバカにされそうな気がしてあまり評価する人がいない。しかしあの痛快さこそ漱石の真骨頂ではあるまいか >>108
救いはまさに銀河鉄道に見出す他ないのか・・・ >>134
いい視点だね。それで評論をブログに書いてみたら? 漱石は初期の草枕や猫から後期の作品に至るまで、多様な作風の作品を生み出したよねw エゴのぶつかり合いで穢れたこの世の苦しみを超越するのに、宗教的な解脱ではなく芸術の美しさや直観的なものでやるってのが
芸術の一つのスタイルみたいなもんだと
今の日本人だと「ありのままの私」の表現とか主張とか反抗とかの音楽やフェスの一体感とかでそれをやってるのかな 『坊っちゃん』、夏目漱石自身をモデルにした人物を悪役として登場させてるのが微笑ましい >>137
西欧的ロマン小説と日本型私小説の違いがそれですな >>138
私の個人主義の中でもそんなこと言ってたけど、冗談なのかと思ってたわ >>76
どれも名作だが普遍的評価は似合わない
いずれもジャンル小説ないしジャンル枠を超えた最高峰であってオールジャンルベストではトップに並んだろう >>80
誰からも読まれてないんだよ
訳の有無自体を俺は言いたいわけじゃない 漱石の初期作品はどれもユーモアがあって日本の文学者としてはセンスが飛び抜けてたねw 後期になるとそうも言ってられなくなるんだがw 夏目漱石はそれこそもう先進していた西欧の相対化文明からその先のディケンズにまで射貫かれた日本人だからな
ただ良くも悪くも日本において文学はやはり模倣の弱い光にしかならなかったな もちろん日本は一神教信仰はないし、それが悪いという話でもないが インターネットのおかげで近年の日本文化はありとあらゆるものが翻訳されているんだが
80年代以前の大衆文学は一部の例外をのぞけばほとんどしられていないのがなんとももどかしい
吉川英治、司馬遼太郎、海音寺潮五郎、藤沢周平、池波正太郎とかの時代・歴史小説って需要あると思うんだがな >>149
司馬遼太郎は読みやすいから今でも多くの人に愛読されてるだろ >>150
海外でだよ
坂の上の雲は全訳出てるけど、燃えよ剣とか竜馬がゆくとか花神とかも知られていいんじゃないかと 日本文学の最高傑作ねえ
武田泰淳の「富士」あたりどう?
ありゃ文句なしに面白いよ 古今東西の歴史に残る文学作品が一生かかっても読み切れないくらいあるのに
その中で敢えて読む価値のある日本文学って本当になんだろうな >>148
正直言って古今東西使い古されたフレーズでもあると思うけど、日本のネットで調べるとマジで意味分からんな
今はヒポクラテスが言ったことになってるw
海外wikiだと辿れる一番最初はこの人か
17世紀のフランスの作家とうか思想家というか警句家というか
今でいうようなコピーライターみたいなものでもある
https://en.wikiquote.org/wiki/Jean_de_La_Bruy%C3%A8re
La vie est une tragedie pour celui qui sent, et une comedie pour celui qui pense 作者自身が主人公に余り愛着がない感じでアカンね、日本の純文学とやらは😧 そういや村上春樹の新刊読んだ?
俺は読んでない。友達はやたら勧めて来るが ハルキは読まない😞
どうせ毒にも薬にもならない人物が性交するんだよ😧 日本文学スレだ村上春樹出すと荒れるのも分かるけどさw
なんでここでも異常にアンチ多いんだろうね
国粋文学とか好きな方が多いのかしら 石で口を漱ぐって誤訳を指摘されたけど意地張って貫き通しそのエピソードでペンネームを漱石にした だから悪い、とかいう話ではないんよ
でも物語性の本歌があるならそこはやはり知らないと、とは >>110
西村賢太はケンモ的無常感に溢れてていい >>129
>
兄は実業家になるとか云ってしきりに英語を勉強していた。
>元来女のような性分で、ずるいから、仲がよくなかった。
>十日に一遍ぐらいの割で喧嘩をしていた。
>ある時将棋をさしたら卑怯な待駒をして、人が困ると嬉しそうに冷やかした。
>あんまり腹が立ったから、手に在った飛車を眉間へ擲きつけてやった。
>眉間が割れて少々血が出た。
英語の勉強がまずオモロイ
将棋を知ってると待ち駒のとこも笑えるし
駒じゃなくて飛車って何故かやけに具体的なのが上手い 夏目漱石って7人の子沢山でしょ?
漱石先生は黒光りした雁高チンポをビンビンにしてオメコして、どどめ色のクソ穴をヒクヒクさせながら奥様のオメコに特濃ザーメン中出しして子作りに励んでいた!
https://livedoor.blogimg.jp/omokage1/imgs/3/0/3040305f.jpg >>164→→>>165
漱石枕流(そうせきちんりゅう)という四字熟語から。
石に漱(くちすす)ぎ、流れに枕(まくら)す。
間違いを屁理屈で言い逃れして自分の間違いを認めないこと。偏屈屋、頑固者。 吾輩は猫であるってみんな学生時代に読んでたりするもんなのか?
俺は恥ずかしながら大人になるまで読んだことなくて著者名と作品名と冒頭の一文くらいしか知らなかったんだが
30代後半の今になって初めて読んだらめちゃくちゃ面白くて衝撃受けたわ >>170
本人がイギリス留学失敗したから英語使って鬱憤晴らしたかったのかもな それだったら「坊っちゃん」や「こころ」の方がいいな >>182
俺は二十歳前後の数年間で有名どころは洋の東西問わずあらかた読んだ
知識の一つとしてとりあえず読んどいた方がいいかなと思って
吾輩は猫であるもその頃に文庫を買って読んだ 近代からの日本文学が無駄に長くて無駄に複雑なのは夏目漱石の新聞連載文学のせいじゃないか 漱石はダントツで凄いわな。ノーベル文学賞を3回くらい受賞しててもいいくらいの量、中身の濃さがある
作家生活は11年間くらいしかなかったが。 漱石先生の「黒光りした雁高チンポ」と「どどめ色したクソ穴」…ゴクリ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています