『ウルトラマン』の怪獣の「出身地」で、いちばん多いところはどこ? 意外な事実にびっくりするぞ。

柳田理科雄空想科学研究所主任研究員
5/12(金) 9:00
イラスト/近藤ゆたか
こんにちは、空想科学研究所の柳田理科雄です。

マンガやアニメ、特撮番組などを、空想科学の視点から、楽しく考察しています。

さて、今回の研究レポートは……。

筆者が子どもの頃、本屋には「怪獣図鑑」がたくさん並んでいた。

それらには、『ウルトラマン』などに出てきた怪獣たちの「身長や体重や弱点」が明記されており、怪獣の生態を想像してワクワクしたものだ。

それに加えて「出身地」が記載されていることも多かった。

たとえば、ゴモラの出身地は「ジョンスン島」、シーゴラスの出身地は「西イリアン諸島近海」という具合。

そんなふうに言われると、怪獣の存在感がリアルに伝わってくるようで、筆者は出身地を確認するのが大好きだった。

そこであるとき、手元にある何冊もの「怪獣図鑑」をひっくり返して、『ウルトラQ』から『ウルトラマンタロウ』までの昭和の怪獣について、出身地を調べてみたことがある。

怪獣は合計225匹。

図鑑によって記載されている出身地が異なる怪獣もいたが、筆者なりに納得のできる場所を選んでいった。

――その結果、思いもかけない事実が浮かび上がったので、ここで紹介したい。

いちばん多くの怪獣を輩出している地域は、いったいどこなのか!?

https://news.yahoo.co.jp/byline/yanagitarikao/20230512-00349159