日本で死亡事故を起こして服役している米海軍大尉のリッジ・アルコニス受刑者について、主要7カ国首脳会議(G7サミット)に出席するジョー・バイデン米大統領の訪日よって状況が進展することに家族や友人が期待を寄せている。

アルコニス受刑者は2021年10月、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪で禁錮3年の実刑を言い渡された。同年5月に起こした自動車事故では2人が死亡、1人が負傷していた。

アルコニス受刑者は家族で富士山へ出かけて戻る途中、運転中に急性高山病を起こして意識を失ったと主張していた。しかし裁判所はこの主張を認めず、22年7月の控訴審でもアルコニス受刑者側の訴えを退けた。

アルコニス受刑者の家族は、この事件の扱いに関して日米間の地位協定違反があったと主張し、実刑を免れるため、被害者の家族に和解金の支払いを申し出たとしている。

妻のブリタニーさんによると、バイデン大統領は1月にホワイトハウスで行った岸田文雄首相との会談でアルコニス受刑者の問題を取り上げ、会談後に「この問題の解決を試みる」作業部会を設置することで日米が合意したという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/14274cf190a92b254048261af8f55e8c0aff6968


富士宮の店駐車場に車突っ込む 親子3人死傷 運転の米軍人逮捕
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/908367.html

居眠り運転で駐車場に突っ込む 3人死傷事故でアメリカ軍人に禁錮3年の実刑判決 静岡地裁沼津支部
https://look.satv.co.jp/_ct/17489237