WBC優勝の栗山監督、母校で「栄誉教授」に 野球部員の懇願には…
ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で野球日本代表を優勝に導いた栗山英樹監督に20日、母校の東京学芸大学から同監督のために新たに設けたという「栄誉教授」の称号が授与された。
この日は、東京都小金井市の同大キャンパスで栗山監督の「人を育てる力」と題した特別講演会があり、その前に授与のセレモニーが行われた。栗山監督は詰めかけた大勢の学生や教職員らに向け、「今回のWBCは自分が何かしたというよりも、若い人が活躍してくれた」と選手への感謝を表した。
また、硬式野球部員が花束を贈った際、「練習用の野球場が狭くて対外試合ができない。ぜひ広くして下さい」と懇願すると、会場が笑いに包まれる中、栗山監督も「はい」と苦笑いしていた。（横川結香）
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