https://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20230518/1090014962.html

栃木銀行の20代行員 客からの預り金着服で懲戒解雇

栃木銀行の足利南支店に勤務する20代の行員が、客から預かった現金69万円あまりを着服していたとして、懲戒解雇の処分を受けました。

懲戒解雇の処分を受けたのは、栃木銀行の足利南支店に勤務する20代の男性行員です。
栃木銀行によりますと、この行員はことし1月から先月までに外回りをして個人や法人から預かった現金69万5000円を、それぞれの口座に入金せず、自身で着服していたということです。
客からの問い合わせを受けて着服が明らかになったということで、この行員は銀行の調査に対して事実を認めたうえで、「遊ぶ金や借金の返済などに使っていた」などと話しているということです。
銀行は客に全額を弁済したうえで、先月25日付けでこの行員を懲戒解雇にしました。
栃木銀行は「信頼を損なう事態を招いたことを深く反省するとともに、関係者の皆さまにご迷惑とご心配をおかけしたことを深くおわびします」としています。