『首』には、北野映画によく見られる忠誠心や裏切り、日本的な規範意識というテーマが含まれている。また、男同士の愛憎も描かれている。

 日本の歴史ドラマで、男同士の愛が描かれることはまれだが、「その時代にはごく普通に行われたこと」と北野氏は言う。

「テレビとかで絶対やらないだろうというようなものにしたかった」

 今後、さらに2本の映画のプロジェクトの話があるが、実際にやるかどうかは分からないと話す。

「自分が好きなようにやって、自分が良いと思うようにやっているだけ」 (c)AFP/Etienne BALMER and Natsuko FUKUE

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