■歳を取って日常系アニメに回帰してしまった

もうすぐ36になるんだけどオタクの魂100までじゃないが、オタクはいつまで経ってもオタクだ。
30も後半になれば俺もアニメじゃなくて実写映画、漫画じゃなくてビジネス書籍を読んでいたりするかもしれないと思っていた時期があったがまったくもってそんなことはなかった。

ところが最近、エンタメの摂取機能の著しい弱体化を感じる。
具体的にはしんどい系の話を見るのがこれまでに比べると非常に辛くなった。
いい人が死ぬ話、挫折する話、虐げられる話、苦労する話を見たり読んだりするのがすげー辛い。
陰鬱な気分になる。
推しの子もなんかしんどい話なるらしいって聞いてまだ見れてない。
1000年前にブームが終わっちゃったけどたこピーも結局読んでないし、その人の新作も読んでない。
 
若い頃の俺にとってエンタメってもっと強烈で刺激的で破滅的でも何の問題もなかったし、むしろそうであってほしい時期もあったが、
歳を取って「なんでフィクションの中で迄そんな辛いものを見にゃならんのじゃ」と思うようになってしまった。

なので最近はなんも考えなくても見られる日常系アニメばっかり見てる。
あとは精神年齢低めの少年漫画系。
絶望的な状況でも主人公がバーンって覚醒してだいたいなんとかなっちゃうやつ。ワンピとかさ。
 
おじさん、もう辛い話を長期間見るのに疲れちゃったよ。
みんなは大丈夫かい?

https://anond.hatelabo.jp/20230518142415