日清食品グループ保有の乳酸菌株に“抜け毛減らす効果”発見

日清食品ホールディングスは5月22日、日清食品グループが保有するトウモロコシ由来の「乳酸菌N793株」に、
毛髪の密度を高め、抜け毛を減らす効果があることを発見したと発表した。

薄毛に悩む日本人の男女を対象として、「乳酸菌N793株」を含むローションを継続的に頭皮へ塗布する臨床試験を
2021年4月から2022年10月に実施。その結果、毛髪密度の上昇および抜け毛を減らす効果があることが明らかになった。
この結果は「日本乳酸菌学会誌(Journal of Japan Society for Lactic Acid Bacteria 2022 ; 33 : 206-214.)」に掲載されている。

さらに、薄毛に悩む日本人の男女を対象として、「乳酸菌N793株」を含むローションと
「乳酸菌N793株」を含まないローション(プラセボ)を継続的に頭皮へ塗布する臨床試験を
2021年10月から2022年5月に実施した結果、「乳酸菌N793株」を含まないローションを塗布した被験者と比べて、
「乳酸菌N793株」を含むローションを塗布した被験者は統計学的に有意に毛髪の密度が上昇した。

この成果は、2023年7月に開催される「日本乳酸菌学会2023年度大会」で発表する予定だ。
日清食品グループは、「乳酸菌N793株」が持つさまざまな効果やそのメカニズムについて、
これからも研究を続けていくという。
https://news.livedoor.com/article/detail/24282534/