広島市で開催中の先進7カ国首脳会議(G7サミット)で、首脳や配偶者たちが囲んだ初日19日の食卓には、広島県北産の和牛やワインも提供された。20日、地元関係者は歓迎し、一部はPR販売も。一方、交通規制が続く広島市などを避けての県北訪問も見られた。

 外務省によると、同県庄原市の特産品では、宮島(同県廿日市市)の老舗旅館「岩惣」で首脳の夕食メニューに広島牛(比婆牛)が並んだ。広島市西区での配偶者向けプログラムでも昼食の飲み物の一つに、高野りんご加工組合の高野りんごジュースが名を連ねた。比婆牛提供に木山耕三市長は「関係する多くの方の尽力のたまもの。これまでの努力が報われた」とコメントした。

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