眠れない夜に「見たらいけないもの」、米大学の研究で判明 - フロントロウ | グローカルなメディア
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米インディアナ大学の最新の研究で、眠れない夜にしがちな“ある行為”が、不眠症や睡眠薬の効果を悪化させてしまうことが分かった。
『The Primary Care Companion for CNS Disorders』に掲載された研究では、睡眠クリニックで治療を受ける約5千人の患者を対象に、不眠症の重症度・睡眠薬の使用状況・入眠時に自分の行動をモニタリングするのに費やした時間・精神医学的診断の有無について問うアンケートを実施。それぞれの要因が相互にどのような影響を与えているかを媒介分析で調べた結果、「時間監視行動」が不眠症の症状を悪化させ、睡眠薬の使用状況に影響を与えることがわかったという。
つまり、「時間を見る」という行為によって、人は十分な睡眠時間が取れていないことを懸念し、再び眠りに落ちるまでどれくらいの時間がかかるか、そしていつ起きなければならないかを考え始めてしまうため、これらの心配が心理的なストレスとなり、眠りにつくのをますます難しくしてしまうのだという。
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