「スタジアムの壁に僕の写真が載る日が来ればうれしい」古橋亨梧がセルティックレジェンドの仲間入りへ意欲

セルティックの古橋亨梧は、クラブの歴史の一部になりたいと語った。

2021年夏に加入したセルティックで2シーズン目を過ごす古橋。スコティッシュ・プレミアシップとリーグカップを制し、スコティッシュカップ決勝進出を果たしたチームの中で、ゴールを量産する同選手は、PFAプレイヤー・オブ・ザ・イヤーにも選出された。

古橋は公式戦31ゴールをマークして2012-13シーズンに同得点数を記録したギャリー・フーパーに並び、2013-14シーズンのクリス・コモンズ、2016-17シーズンのムサ・デンベレが記録したシーズン32ゴールまであと1ゴールに迫る。2015-16シーズンに40ゴールを挙げたリー・グリフィスの過去10年間のクラブ最多得点記録の更新は難しいものの、残り3試合でどこまで得点を伸ばせるか注目が集まっている。

そんな古橋は2-2で終わったセント・ミレン戦後に通訳を介して「また得点できたことは良かったですけど、僕は試合に勝つために得点することをいつも目指しています」と話し、さらに得点を奪いたいと語った。

「できる限り多くの得点をマークするという目標は常にあります。今シーズンの最後の試合で通算得点数を伸ばすことができればいいです。僕たちは自分たちの基準をできる限り高く設定しようとしていますし、毎試合でそのレベルにたどり着くことができれば、とても良いことです。もちろん、いつもできるものではないですけど、そのような目標を持つべきだと思います」

今シーズンのセルティックはリーグ戦2試合を残して107ゴールを記録。1966-67シーズンに史上唯一の4冠を成し遂げた伝説のチームが記録したリーグ戦111ゴールにあと4点に迫る。この件についても古橋は語っている。

「僕がさらに4ゴールを決められるか? そうできるかはわかりません! でも、チームとして残り2試合で十分に達成できるものだと信じています。このクラブにはたくさんの歴史がありますし、リスボン・ライオンズ(1966-67シーズンのチームの愛称)のように偉大なチームもあります。このようなチームが今の地位にいられる理由だと思います」

「スタジアムの壁にある写真を見たり、偉大な歴史についてたくさん聞くことができます。いつの日かあの壁に僕の写真が載ればうれしいです。でも、その前に僕にはやる必要のあることがたくさんあります。記録を打ち立てることができればいいですけど、そのような瞬間を楽しみたいのなら、しっかりと準備して、試合で良いパフォーマンスをする必要があります」

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