44歳夫婦、世帯年収1500万円でも“都心マンション”に手が届かず…「まさか自分が郊外暮らしするとは」
2023年05月23日 週刊SPA!
https://nikkan-spa.jp/1910336


―[東京[マンション高すぎ問題]の舞台裏]―
都心部マンションの高騰が止まらない。新築価格は2億円を突破、中古マンションですら1億円がないと購入が難しい。庶民には、絶対に手が届かなくなった東京のマンション事情に、取材班が迫る!

文京区で3LDKマンションを予算7000万円で探していたが…

夫婦2人暮らし(夫、妻ともに44歳)/世帯年収1500万円

「文京区で3LDKマンションを予算7000万円で探していました。頭金も親からの資金提供もなく、35年で月の返済額19万円になることを考えるとこれが限界でした」

そう話すのは、大手人材派遣会社に勤める江田すみれさん(仮名・44歳)。新築にこだわっていたわけではない。しかし、彼女の予算で紹介された物件は理想とはかけ離れていたという。

「紹介された物件もごくわずかでした。その限られた物件も築35年で徒歩20分と駅から遠かったり、鶯谷のラブホ街近くにある築30年の高架下マンションだったり……ゆくゆくは子どもも育てたいと思っていたので、そこに住む気にはなれませんでしたね」

月日がたてばたつほど、相場は値上がり


根気よく探すも、月日がたてばたつほど、相場は値上がりしていく。以前、紹介された同等の物件が「7500万円」と案内されたときは唖然としてしまったという。

「徐々に不動産業者もやる気をなくしてきて、“この予算で贅沢はできませんよ”と言われました。7000万円は私にとっては大金。簡単に決断できるものではありません」


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