社用車を運転していた男性に対して、「車がゴミを踏んだ」「ペットボトルの中身が自分と嫁と子どもにかかった」などとうそをつき、現金をだまし取った疑いで広島県福山市の男(48)が逮捕されました。
23日、詐欺の疑いで逮捕されたのは、自称・福山市御幸町の建築土木業の男(48)です。
警察によりますと、男は4月28日午後3時40分から午後6時半までの間、広島市安佐南区にある、会社員男性(46)の勤務先に電話をかけ、「おたくの車が福山のSAでゴミを踏んだ」「ペットボトルを踏んで中身が噴き出して、自分と嫁と子どもにかかった」などとうそを言い、男性を福山市東深津町の飲食店に呼び出し、現金2万円をだましとった疑いがもたれています。
警察の調べに対して男は容疑を認めているということです。
男と男性に面識はなく、警察は、男が車体に会社名が書いてある社用車を見つけて、男性の勤務先に電話したとみています。
男は「クリーニング代」などとして現金をだましとったということですが、同様の被害はこのSAなどで数件確認されていて、男が23日に逮捕されたのも同じSA近くの駐車場だったということです。また、警察によると男は独身だということです。
警察が事件のいきさつを調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/508ab625f3440305f75ceefa0dc33355854a1764