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スマホに”背中にやけどの画像” 交際相手男性に熱湯かけた疑い 29歳女を再逮捕 男性は死亡 大阪
ことし4月、大阪市で、交際相手の男性に熱湯をかけた疑いで逮捕された女が、去年9月にも男性に熱湯をかけた疑いで再逮捕されました。男性は死亡していて、警察が経緯を調べています。
大阪市浪速区の無職、谷口桃花容疑者（29）はことし4月、自宅マンションで、同居する交際相手の西野太九さん（31）に熱湯をかけた疑いなどで逮捕されました。
西野さんは浴槽で意識不明の状態で見つかり、その後死亡していて、司法解剖の結果、死因は溺れたことによる窒息死で、上半身を中心に重いやけどの傷があったということです。
谷口容疑者は、「口論になった後、カップ麺をつくるための熱湯を誤ってかけてしまった」などと、容疑を一部否認しています。
その後の捜査で、谷口容疑者のスマートフォンに、広範囲にやけどを負った状態の西野さんの背中が写った画像が保存されていて、去年9月に、西野さんが病院を訪れていたことが新たに分かりました。
警察は、去年9月ごろにも、西野さんに何らかの方法で熱湯をかけ、背中や腰、尻や腹などの広範囲に全治2週間のやけどを負わせた疑いで、谷口容疑者を再逮捕しました。
調べに対し谷口容疑者は、「全部違います。太九が自傷行為をしたものであり、私がしていません」と容疑を否認しています。
警察によると、谷口容疑者は、あいまいな供述を繰り返しているということで、谷口容疑者が、西野さんに熱湯をかけるなどの暴行を繰り返していたとみて、慎重に捜査しています。
