吉野家が社員の人事評価を低く改ざん 謝罪し解決金支払う

組合によると、男性は2021年10月、人事評価の自己評価欄の「B」という記述が「C」と低く書き換えられ、
自由記述も一部削除されたことに気づいた。

上司にメールで問い合わせると「(自己評価が)あまりにも甘すぎる」と返信があり、改ざんを認めた。
他にも、同僚から語気を荒らげて叱責され、背中をたたかれることがあり、男性は休業を余儀なくされたという。
22年1月に組合が吉野家側に団体交渉を申し入れていた。

吉野家側は男性の評価シートの修正がなされていたこと、語気の強い発言があったことを認め、
今年5月、組合と和解協定書を交わした。組合員が会社に不信感を抱いたことを謝罪し、解決金を支払ったという。
この他、ハラスメントの実態調査などの再発防止策を講じるとしている。
https://mainichi.jp/articles/20230524/k00/00m/040/057000c