5月7日のNHK日曜討論「いま話し合おう 子ども・若者とお金」では、小倉こども政策担当大臣と、
社会保障を専門とする大学教授や、子育てや若者の問題に取り組むNPOの関係者などが、
少子化対策について議論を交わした。

注目を集めたのは、NPO法人POSSEで奨学金問題など若者の貧困問題に取り組む、一橋大学院生の岩本菜々さんだ。
(略)

少子化対策のみならず、生活保護とか、社会保障の話になった途端、いつも財源の話から入るなって思うんです。
「財源がないから難しい」とか『やるなら財源をどこかから取らなければ無理だ』という話になって、
いつも社会保障の話は要求が封じ込められていくと思うんですよね。

その一方で、『オリンピック開催します』とか『防衛費増額します』ってなった時って、
財源の話って最初にあったっけ? と。
それは開催ありき、増額ありきだったわけじゃないですか。

結局「どこに予算を配分するか、という優先順位が、そもそも少子化だったり社会保障は
すごく低く見積もられてるんじゃないかなと思います
https://news.yahoo.co.jp/byline/konnoharuki/20230525-00350707