ヒズボッラー事務局長、「米の世界的覇権はもはや存在せず」
レバノンのシーア派組織・ヒズボッラーのナスロッラー事務局長は、アメリカの世界的覇権はもはや存在せず、あらゆる事柄が多極的世界へ向かっていると述べました。
イルナー通信によりますと、ナスロッラー氏は25日木曜、レバノン南部のシオニスト政権からの解放23年を記念した演説で、「イスラエルはいま、壁の内側で戦火から身を隠すばかりで、パレスチナ国民との交渉で自らの条件を飲ませる力などない」と述べました。
また、シオニスト政権のネタニヤフ首相がナスロッラー氏を脅迫したことについては、「全面戦争をちらつかせて脅せるのは、あなたではなく我々の方だ」と語りました。
さらに、イスラエルは一部のアラブ諸国と関係を正常化したものの、その国の人々とは関係を結べていないとして、「占領者たるシオニスト政権は、アラブ諸国がこの関係正常化を自国民に納得させることができないと理解した」としました。
そして、「イスラエルは転落する。それは、必ず起こる出来事だ」と述べました。
https://parstoday.ir/ja/news/middle_east-i115128
