NHKのインターネット活用業務のあり方について検討する総務省の「公共放送ワーキンググループ(以下、WG)」第8回会合にて示されたもの。過去にも様々な機会で何度か示してきた、スマホを持っているだけで受信料を徴収しようという考えはないことを改めて説明した。

ただし、受信料を支払っていなくてもインターネット配信で番組を視聴できたりしてしまうことは、受信料を支払っている人からすると“タダ乗り”であり、負担の公平性という観点からは課題があると説明。

一方で、テレビを持たない人からすると「テレビが無いとNHKのサービスが受けられない」状況であるとも言え、こうした観点からも公平性に課題があるとも説明した。実際、「テレビを持ちたくないだけなのに、どうしてNHKプラスを見られないのか」「NHKプラスが見たいから受信料を払いたいと言っても契約させてもらえない」「テレビがないまま受信契約ができないのはなぜか」などといった声も寄せられているという。
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