東京でアパート暮らし「盗聴されている」
 そして、異変が起きた。家族が青木容疑者の携帯電話にかけても出ない。折り返しの連絡もない。心配した両親は車で急ぎ上京した。姿を現した青木容疑者には生気が感じられなかった。「顔面蒼白(そうはく)で目もうつろだった」。そう振り返る母親は、今回の事件の動機と同じ言葉を耳にする。
 
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 異変はそれだけではなかった。住んでいたアパート1階の部屋に入る際、青木容疑者は「ここは盗聴されているから気を付けて」と言った。聞くと、盗聴を恐れて携帯電話の電源も切っており「部屋の隅に監視カメラがある」。だが、両親にはカメラがあるようには見えなかった。両親は青木容疑者を実家に連れて帰った。

 両親は病院の受診を勧めたが、青木容疑者は「俺は正常だ」と拒否した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb340179838b30e5ffffcf5f79c87653648b1b40