MMORPG「Throne and Liberty」の韓国クローズドβテストが5月24日から開始されたが、「まるでモバイルゲームのようだ」としてテスターからの評判が非常に悪く、株式市場もこれに反応し、テスト開始後約1週間でNCSOFTの株式は15%以上の下落を見せた。
NCSOFTの株価は4日連続で下落し、年初来安値を更新した。
「Throne and Liberty」はNCSOFTにとって2012年の「ブレイドアンドソウル」以来となるPC用MMORPGとして注目が集まっていたものの、自動戦闘や低品質の戦闘アクション、冒頭以外魅力のないストーリー、モバイル版リネージュ同様の工夫の無いゲームシステムなどが酷評されている。
NCSOFTはAmazonとグローバルサービスを準備するなど、本作で起死回生を図っていただけに、投資家からの失望も大きいようだ。
一方で証券アナリストらは「TLの成功に懸念が出ているのは事実」としながらも、「序盤の戦闘の退屈さやクエスト遂行の不便さ、戦闘の爽快感の無さはベータテスト後に改善できる」とし、正式サービスが始まっていない段階で「過度に不安視されている」と判断、依然として同社の目標株価を53万ウォンとしている。
Throne and Libertyの韓国クローズドベータテストは5月30日まで実施される。
ソース: Digital Times
https://kultur.jp/ncsoft-stock-decline-after-tl-cbt/