目指せ世界のトップブランド! 「サキホコレ」今秋シンガポールデビューへ 秋田
今秋「サキホコレ」が世界に羽ばたく。本格デビュー2年目を迎えた秋田米のサキホコレが、今秋シンガポールに輸出されることになり、JAの関係者などが25日、秋田県大仙市の田んぼに苗を植え、さらなる販路拡大を誓った。
2023年に大仙市のJA秋田おばこ管内で生産される「サキホコレ」は、収穫後シンガポールに輸出される計画だ。輸出されるのは約1トンで、サキホコレの世界市場でのブランド化を目指す。
25日は大仙市の田んぼで、JA秋田おばこの組合長や大仙市長などが、輸出されるサキホコレの苗を植えた。
田植え機から降りた大仙市の老松博行市長は「曲がったところは私が植えたから…」と顔をほころばせていた。
JA秋田おばこ・小原正彦組合長: 「安定した品質を保つことを心がけて、日本全国のみならず、世界に向かって高く羽ばたいてもらいたい。大きく咲き誇ってもらいたいという思い」
シンガポールは、香港に次ぐ日本米の輸出市場で、関係者は販売拡大に期待を寄せている。
JA全農 米穀部・金森正幸部長: 「ぜひこれを成功させて、秋田県産米の海外での知名度を高めていきたいと思いますし、秋田の稲作生産者の営農の安定や所得の確保につなげていきたいと考えております」
シンガポールでは、サキホコレの試食販売会などが開かれる予定。
https://news.yahoo.co.jp/articles/66a620c164d56d34b6f10e3a78fb5d3fee9a6471