イタリアの高級保養地でボート転覆、イスラエル情報局職員ら4人死亡…暗殺事件の可能性も
イタリア北部の高級保養地マッジョーレ湖で28日、ボート転覆事故があり、4人が死亡した。悪天候による行楽事故とみられていたが、死者の身元がイタリア、イスラエルの情報局職員とロシア人だったことが判明した。転覆の原因なども不明で、暗殺事件の可能性も取り沙汰されている。
転覆事故が起きたマッジョーレ湖を捜索する救急隊員(29日)=ロイター
伊紙レプブリカなどによると、ボートにはイスラエル人ら23人が乗船し、強風警報を無視して出航。救助された乗客の何人かは、保護を拒否して現場を立ち去り、船長も姿を消した。伊メディアは「湖上で情報交換を行っていたのでは」などと報じている。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230531-OYT1T50242/