シェルター開かなかったか、9歳少女らミサイル破片で死亡…ゼレンスキー氏が避難所管理徹底求める

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は1日夜のビデオ演説で、避難所の管理を徹底するよう地方自治体に求めた。首都キーウで1日未明に9歳の少女らが逃げ込もうとしたシェルターが開かず、ミサイルの破片で死亡したことを受けたもので、再発防止を強く求めた。

ウクライナ軍は1日未明にロシア軍が首都キーウに向けて発射したミサイル10発をすべて迎撃したが、破片の落下で9歳の少女と母親、別の女性が死亡した。ロイター通信は1日、目撃者の証言として、3人が逃げ込もうとしたシェルターが開かなかったとの見方を報じた。当局が捜査に乗り出したという。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20230602-OYT1T50082/