福島県沖トラフグ水揚げ過去最多 36.1トン、初の1億円超え
福島県沖で昨年水揚げされたトラフグは36.1トンで過去最多を記録し、全国トップクラスの実績を維持した。水揚げ金額も約1億2千万円となり、初めて1億円を突破した。1日に相馬市で開かれた市「福とら」活用推進協議会の総会で、県水産資源研究所が示した。
県水産資源研究所によると、本県の沿岸漁業の昨年の水揚げ金額は約35億円で、トラフグが全体の約3%となった。
トラフグの水揚げ量は、東日本大震災前は年間2トン程度あったが、2011年以降は激減した。近年の推移は【グラフ】の通り。18年は183キロに過ぎなかったが、19年にトラフグに狙いを絞ったはえ縄漁が始まると、水揚げ量は2.8トンに急増。その後もはえ縄漁に携わる漁船が増えるなどしたため、水揚げ量は段階的に増加し、22年は19年の12倍を超...
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