【速報】『卑弥呼』vs『諸葛孔明』 [237216734]
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どっちが勝つと思う? 新感覚の孔明
2007年8月14日に日本でレビュー済み
タイトルを見たときは「何だこれは??」と思ったのですが、これが意外と面白いのです。
まず、口も態度も悪い異色な孔明に意表をつかれます。一人称が「俺」。孟達敗死の報に際しては、「しょせんバカを踊らせてうまくやろうとしただけだからな」。卑弥呼も相当いい性格をしています。表面はあくまで穏やかながら、悪魔のように頭がよく冷酷な女。この話は、孔明と卑弥呼が、時代を先取りした大科学者との設定で、彼らが行う作戦はすべてタネ明かしが可能なもの。しかし、当時にあっては人々の目に魔術としか映らない。
この本の見所は倭国内部の描写にもあると思います。作者は、当時の倭には韓国人系の国、中国人系の国、そして土着の縄文人系の国があり、それらが入り乱れ、互いに離合集散を繰り返していたと考えており、真偽のほどはわからないにしても、その様子が非常に生々しく描かれています。
卑弥呼の邪馬台国は縄文人系の国。当時中国人系の奴国と争っていました。そこにやって来たのが魏の使者。孔明に対抗するために卑弥呼を中国に招こうというのです。孔明と卑弥呼の対決のラスト舞台は、有名な空城の計で、孔明がまるで一枚の絵のように悠然と琴を奏でる名シーン。…のはずが、かなり奇抜な演出になっていました。思わず「!?」と目が釘付けになるはずです。
でも、一番心に残ったのも終盤の彼女の言葉です。「殺し合いはいやです。でも人間に生まれてしまったのですよ。私たちは」 >>2
素人相手に下らん歴史論争ばっかしてないで勉強ちゃんとしろよ早稲田の学生さんさぁ >>5
>作者は、当時の倭には韓国人系の国、中国人系の国、そして土着の縄文人系の国があり、それらが入り乱れ、互いに離合集散を繰り返していたと考えており
俺の考えはこれに近い。
結局日本列島に居たのは外れ者の子孫であり、隣の集落に勝てばいいとか、死んだ姉の子は殺そうとか、
そんなのの延長が奈良時代が終わっても続いていたんだ。 戦国の長嶋巨人軍と同じオーラを感じる
読んだこと無いけど >>7
そしてそんな世界のアイドルには女が就き易いってのは、
お前らも思い当たることがあるだろう。 これの話?
諸葛孔明対卑弥呼 (ハルキ・ノベルス) 単行本 ? 2002/10/1
町井 登志夫 (著) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています