退職金への課税、格差是正へ 骨太方針の概要判明

政府が6月中に策定する経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)の概要が2日分かった。同じ会社に長年勤めるほど優遇される退職金への課税制度を改め、勤続年数による格差を是正する方針を盛り込んだ。転職すると不利になるため円滑な労働移動を阻害していると指摘されてきた。

岸田文雄首相が掲げる「新しい資本主義」を加速するため、労働市場の改革を通じた賃上げの実現や少子化対策に重点を置く。退職所得課税の仕組み...

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA02C0T0S3A600C2000000/