ドイツ空軍士官、中国に移住して人民解放軍のパイロットを指導か [186444466]
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アレクサンダー・Hの昔の人生は、軍事スパイ活動、中国空軍基地、国家機密の裏切りを巡る問題といった不透明な世界からは遠く離れたところにあるように見える。ドイツのロストック郊外の静かで近代的な住宅開発地、丁寧に刈り込まれた生垣と手入れの行き届いた庭のある地区に、アレクサンダー・H.がかつて住んでいた黄色に塗られた家が建っている。それは、彼の以前の職場である、戦術空軍航空団第73航空団「シュタインホフ」の本拠地であるラーゲの町にあるロストックの南にある基地からそれほど遠くない。ドイツ連邦軍の士官、アレクサンダー H. (別名「ライミー」) は、戦闘機ユーロファイターのパイロットを訓練していました。
近所の人たちは、ストロベリーブロンドの髪をしたフレンドリーな男性のことを覚えています。ある時点で、彼はアメリカ人のガールフレンドとともに国外に出て、おそらく米国に渡ったと言われている。そして、アレクサンダー H. は 2013 年 3 月に転居届を出しましたが、彼が提供した目的地は米国ではなく、新住所としてチチハルの空港を挙げていました。
チチハルは中国北東部、シベリアと国境を接する黒竜江省の遠隔都市です。北京からは 1 日 1 便がここに到着し、客室乗務員は進入時に窓のシェードがすべて閉まっていることを確認します。駐機場や格納庫に駐機している中国製の建11戦闘機を誰も目にしてはいけない。
チチハルには人民解放軍の空軍基地がある。そして、元連邦軍将校アレクサンダー・H.がここに住み、働いていたようです。彼は中国人パイロットを訓練するためにそこにいたと考えられている。
DER SPIEGELと公共放送ZDFの報道によると、元ドイツ戦闘機パイロット数名が中国で訓練官として働いているようだ。そして彼らは、通常はプロのスポーツ選手や多国籍企業のトップに与えられるであろう給与を稼いでいるようだ。
ドイツの治安当局者らは、パイロットたちが軍事専門知識や機密作戦戦術を伝え、さらには台湾への攻撃などの攻撃シナリオも練習した可能性が高いと考えている。しかも、中国と西側諸国との間の緊張が高まっているこの時期に。何ヶ月もの間、ワシントンと中国の間の意思疎通はほとんどなく、先週の金曜日のように、2機の戦闘機が南シナ海上で危険なほど接近して飛行するなど、エスカレーションの危険が常に存在している。
ドイツ連邦議会の議会監視委員会は、最近のいくつかの会議で「雇用終了後の公務員の専門的活動」について取り上げた。ドイツの情報機関を監視することを任務とする委員会のメンバーは、専門知識が悪者の手に渡る可能性を懸念している。そして彼らの焦点の一つは、中国の元連邦軍パイロットです。監視委員会の委員長である緑の党の政治家コンスタンティン・フォン・ノッツ氏は、もし疑惑が確認されれば、それは「法外でスキャンダラスで問題のある状況」となり、「巨大な安全保障上のリスク」を意味すると述べた。
この事件は確かに、安全保障専門家が「白髪戦略」と呼ぶ中国政府の標準的なアプローチに適合している。中国の政府機関は何年も前から、特権的な知識を持った元意思決定者を受け入れようとしてきたが、その中には極めて最新の知識も含まれる。彼らは、有利なコンサルティング契約、名誉、カンファレンスへの招待を提供します。専門家らによると、彼らの目的は軍事的価値のある情報を含むノウハウの収集だという。
コメントを求められたドイツ国防省は、「中国が外部機関を通じて、元ドイツ連邦軍パイロット」を含む元NATOパイロットを訓練官として採用しようとしていると認めた。同省の声明は続けて、「基本的な飛行技能が与えられるだけでなく、関連する戦術、技術、手順が明らかになるという重大な危険」があると述べている。
https://www.spiegel.de/international/germany/suspicious-activity-what-are-german-fighter-pilots-doing-in-china-a-25ac852d-887d-454b-8d73-02a595c83c32
41歳で退職
ドイツ連邦軍の戦闘機パイロットは通常、41歳で退役するが、この年齢になると反射神経が鈍くなり、視力も低下する傾向がある。20歳でドイツ空軍で飛行を始めた人は、41歳になると最終月給の半分を年金として受け取る。ほとんどの元パイロットはそれだけでは不十分だと考え、二次雇用を探す。
中国でのパイロット訓練は10年余り前に始まり、ドイツ連邦軍の元パイロットが中国人パイロットを訓練する南アフリカ試験飛行アカデミーへの就任を宣言した。ベルリンの情報筋は、パイロットはこの動きに関していかなる正式な制限にも違反していないとし、当時中国は権威主義的なライバルとは見なされていなかった、と指摘している。当時ドイツは中国将校に公式訓練も提供していた。
昨年の秋、オーストラリアがアメリカ人パイロット、ダニエル・ダガンを逮捕したとき、このアプローチの甘さがこれまで以上に明らかになった。彼はドイツ人パイロットと同様に中国人パイロットを訓練したとして告発されているが、ダガン氏はその疑惑を否定している。彼は現在刑務所に収監されており、米国に引き渡される可能性がある。
英国の政府機関も昨秋に警鐘を鳴らした。英国国防省の発表によると、過去数年間に最大30人の元英国空軍士官が中国戦闘機パイロットに訓練を提供したとみられる。彼らは一人28万ユーロという高額な報酬を受け取っていた。パイロットが適用される法律に違反していなかったため、ロンドンは法改正を導入すると発表した。
アレクサンダー・Hは、友人や知人の間で、自分が誰のために働いているかをあまり秘密にしなかった。同氏を長年知っている人々は、中国での仕事に就くという「ライミー氏」の決断について良い印象を持っていなかったと言います。
匿名を希望した元戦友によると、通常、退職した戦闘機パイロットはドイツ軍と関係のあるドイツ国内の企業に就職する。そのため、外国勢力のコンサルタントになるというアレクサンダー・H.の決断は「ユニークだった」と彼は言う。しかし、彼はアレクサンダー・Hが愛国者であり、専門家であり、腐敗せず、組織化の才能がある人物であるとして、秘密情報を中国人に漏らしたとは信じていない。同氏は、アレクサンダー・H氏が新しい役職に就く前にドイツの関係当局者に自分の計画を伝えたと確信していると述べた。
それでも、中国人向けの「ライミー」の仕事は、ドイツへの帰国中に自然と話題になった、と彼は言う。アレクサンダー・H 氏は、元同志は、インターネットでも見つけられる知識だけを伝えていると確約したと語った。「離陸、着陸、編隊飛行、基本的なことです」と元同志は言う。
それでは、アレクサンダー・H.は、おそらく年間数十万ユーロという彼の給与をどのように説明するのでしょうか？彼の元戦友は、おそらく少しの戦術知識がその一部であるかもしれないと言っています。同氏によれば、中国人はパイロットに新たな精神性を教え込むことに興味があり、おそらくアレクサンダー・Hが彼らに教えてくれることを期待しているのかもしれないという。同氏によれば、NATO内では「任務指揮」という概念が広く普及しており、これによれば、パイロットは割り当てられた任務の遂行に関して、ある程度の自由と個人の責任を有するという。対照的に、中国では、トップダウンの権限である「指揮統制」の概念が長い間影響力を持っていた。元同志は、「ライミー」が会話の中で、指揮統制精神から抜け出すパイロットの訓練が困難であることをほのめかしたと述べた。 そら欧州は極東なんぞ他人事だから
余裕でチャイナに協力するぞ？ 地政学的にリスクないもんな
日本もイランと仲良くしようぜ ソ連は満洲、ドイツも山東半島に進出したせいもあって日本は大陸に引きずり込まれた
この両国こそ主敵だよ 現代戦なんて先に見つけてミサイル撃ち逃げするだけでしょ
離陸と着陸くらいしか訓練する必要なくない？ 仕方ないよ
ドイツの何割かはたった30年前までロシア陣営だったんだから ドイツだけじゃなかったはず
欧州の戦闘機パイロットは中国へ教えにいくことが多いとか メルケルおばさんが冷戦終わったし東西ドイツ統合とかでお金メチャ掛かったりしたしEUは財政健全化ガーで
うるさいから軍備思いっきり削ったろでドイツ連邦軍は洋梨とばかりにガタガタｗ
一時期潜水艦はメンテも出来なくて全艦行動不能になって港の肥しに、ユーロファイターも帳面上は100機以上
あるのにメンテ代でなくて稼働機体10数機まで落ち込んだり、陸軍の戦車も数十両しか動かせない
後はニコイチ整備用に保管かほったらかし、最近になって装甲車演習で動かしたら十数両が電気系統の故障ｗ
とかもうグダグダが続くｗ
そんなんで軍のお勤めの中の人もまあ給与とか出なけりゃ喰って逝けないので第三国へと流れて逝くのは
ある意味仕方はないよな パイロットは年とったら現役は難しい
軍隊内で出世競争に乗れないとつらい それをカバーするためにどこの空軍もパイロットへの手当ては弾んでると思うけどね >>1
プロの〜トップってことは日本円で年収数億、もしかしたら数十億ってところか
そりゃ考えるわ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
