琵琶湖の水を下流へ放流 大雨で湖岸浸水恐れ、瀬田川洗堰を「全開」
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 国土交通省琵琶湖河川事務所は3日、大津市の瀬田川洗堰(あらいぜき)で10門のゲート全てを開いて琵琶湖の水を下流へ放流する「全開操作」を始めた。

 同事務所によると、琵琶湖の水位は同日午前6時に36センチを記録。貯水量の目安であるプラス30センチを超え、今後も上昇する恐れがあるため全開放流を決定した。滋賀県は2日、湖岸の浸水被害を防ぐため全開放流などの対応を要請していた。