◆コロナ禍で収入を絶たれたなか、慰藉料を請求され…

「結局、そのまま派遣先の会社との契約は打ち切り。ああいう状況でしたから次の仕事も見つからず、なけなしの貯金を切り崩さなければならない状況でした。だから、彼になんとか会えないかLINEでやりとりしていましたがいい返事は貰えず、それどころか《当分連絡は控えてほしい。こちらか連絡するから》って。その様子からもう無理かなと半分諦めていましたが、その矢先に彼から着信があったんです。ところが、電話に出ると彼の奥さんで、『夫との件で話がしたい』と言われました」

 このとき里美さんは男女の関係にあったことは咄嗟に否定するも男性の妻にはすでに証拠を掴んでいた。そのことを告げられると、もはや彼女に言い逃れする術はなかった。

 後日、弁護士を通じて請求された慰謝料の額は200万円。彼女は自分でお金を用意することができず、実家の両親に泣きつくことに。コロナ禍の中、上京してた母親から会うなりいきなり平手打ちを食らったそうだ。