去年、栃木県日光市のゴルフ場跡地で切断された男性の遺体が見つかった事件で、
ことし2月、市内の空き家からこの男性とみられる遺体の一部が新たに見つかっていたことが捜査関係者への取材で分かりました。

警察は空き家に出入りしていた人物が何らかの事情を知っているとみて調べを進めています。

去年1月、日光市長畑にあるゴルフ場の跡地で、スーツケースやスポーツバッグなどの中から男性の切断された遺体が見つかり、
警察は遺体遺棄事件として捜査しています。

捜査関係者によりますと、この事件でことし2月、日光市内の空き家から切断された人の両足が見つかり、
DNA型を調べたところ、男性と一致したということです。

これまでのところ被害者の身元は分かっておらず、警察によりますと、40代から70代ぐらいで、東アジア人の可能性があり、
死後数ヶ月から数年が経過しているとみられるほか、骨髄移植などを受けた可能性があるということです。

警察は身元の特定を進めるとともに、空き家に出入りしていた人物が何らかの事情を知っているとみて調べを進めています。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20230604/1000093508.html