ゼレンスキー大統領 犠牲となった子どもたちの名前を読み上げ哀悼 「ウクライナの歴史を作ることができた子どもたち」

ロシアによる軍事侵攻以降、犠牲となったウクライナの子どもの数が500人にのぼったと、ゼレンスキー大統領が明らかにした。

ゼレンスキー大統領は4日、自身のSNSに投稿し「ハルキウの13歳のドミトロ、ビンニツァの4歳のリザ、そして生後わずか2日だったノボソローネのセルヒー」とこれまでに死亡した子どもたちの名前を挙げ、その死を悼んだ。

そのうえで「ロシアの侵略により罪のない犠牲者のリストには、すでに少なくとも500人の子どもたちが含まれている」と明らかにした。

さらに「彼らは有名な学者、芸術家、スポーツのチャンピオンになり、ウクライナの歴史を作ることができたかもしれない。彼らは、ウクライナの若い命を奪い続けるロシアの武器と憎悪の犠牲になった」とロシアを厳しく非難し、「命を守るため、わたしたちはこの戦争に立ち向かい、勝たなければならない」と国民に呼びかけた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/98801dd98924ed36aa543d6d23d0de584540cdc1