フィリピンの首都マニラで山梨県内の男性2人を保険金目的で殺害した罪などに問われた男について、最高裁判所は上告を退ける判決を言い渡しました。
これにより被告の死刑が確定することになります。
【写真を見る】マニラで男性2人を保険金目的で殺害 最高裁は上告を棄却 岩間俊彦被告の死刑が確定へ
笛吹市の岩間俊彦被告(49)は2014年と2015年、フィリピンの首都マニラで共犯者らを通じて実行犯を雇い、韮崎市の鳥羽信介さんと笛吹市の中村達也さんを保険金目的で殺害した罪などに問われています。
1審と2審では死刑が言い渡され、5月に最高裁で開かれた弁論で弁護側は首謀者は共犯の男で岩間被告は犯行に関与していないと無罪を主張していました。
このため裁判は事件の首謀者の認定をどのように判断するのかが焦点になっていました。
6月5日の判決で最高裁は、「人命軽視の態度が甚だしく殺害態様は冷酷」と指摘し「岩間被告が犯行を発案し、終始、主導的に関与した首謀者」と認定し上告を退けました。
これにより岩間被告の死刑が確定することになります。
一連の事件では共犯とされる男女3人の実刑判決が確定しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/613d1128485453f394f4b53c50ea34da19126fca
https://i.imgur.com/CtHrsVR.jpg
https://i.imgur.com/NKSuec5.jpg