河野太郎デジタル大臣(6月4日)
「口座名と本人の名前が違うと(給付金は)振り込まれません」

この問題がどのように発覚したのかといいますと、マイナンバーとの紐付けに関して別人の口座を登録するミスが15自治体で合計21件確認されていました。これを受けて政府が紐付け済みの5000万件を超える口座情報の総点検を実施しました。

この総点検の中で、「子どものマイナンバー」に「親名義の口座」を登録する「本人ではない家族名義の口座」を複数確認したという経緯があったようです。

■氏名「ふりがな」の登録が落とし穴 自動照合できず

良原キャスター:
では、どうしてこんなことが起きてしまったのでしょうか。

マイナカードに登録する際、氏名(漢字)などを登録しますが、この際、“ふりがな”の登録はされていませんでした。ただ、この公金受け取り口座、「口座名義の照合」は“カタカナ”で行われます。

この2つが紐付けられるので、ふりがなの登録がされていないマイナカードとカタカナは照合できません。システム上、自動では照合できず跳ね除けることができないということがあったようです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/de87b99bf17635c24746463af620a8e3a3103d24