モンゴル出身の女性C氏(39)の韓国生活は、すでに6年目だ。
建設現場協力業者に雇用され、主にマンション入居掃除をしている。彼はソウル中浪区の家賃住宅に住んでいる。
入居掃除で勤勉に働けば、多くは月350万ウォン稼ぐため、故国に毎月100万~150万ウォンずつ送る。
家賃40万~50万ウォンを払うのにも大きな負担はない。C氏は「モンゴルに夫と子供を置いてきたが、よく通話して寂しさをなだめる」として
「実はモンゴルに帰りたくないほどここに住むのが楽で良い」と話した。
モンゴルでは想像もできない給料をもらい、家長の役割を果たしているCさん。実際、彼は不法滞在者だ。
悔しい事情も多いが、決心して不法滞在者になった人も少なくないのが現実だ。最近は賃金をより多く受け取り、
働きやすい首都圏に離脱しようとする勤労者の自発的不法滞在も増えている傾向だ。
直ちに手にする月給が韓国の実定法に違反する負担を隠しても残るため危険な選択をするのだ。
C氏は2017年3ヵ月間の短期訪問(C3)ビザで韓国を訪れた後、滞在期間を過ぎて完全に居座った。
C氏は「6年間一度も取り締まりを受けたことがない」とし、「周辺にも旅行ビザや学生ビザで来て座る場合が多い」と伝えた。
C-3ビザの場合、営利目的の就職自体を禁じる。永住や帰化のような特殊な場合を除けば、期間延長や滞在資格の変更自体が許されない。
さらに滞在するためには、故国に帰った後、再び関連ビザをもらって再入国しなければならない。
たまに人道的理由や航空便がない場合などにより出国が不可能でも出入国事務所で審査を受けてこそ滞在が可能だ。
たとえ滞在期間が延長されても、最大30日を超えない。C氏は「もし取り締まりにかかって追放されればモンゴルで旅行ビザも受けられない」とし
「再び韓国に来ることが不可能になり家族もビザを受け取れない」と話した。
https://v.daum.net/v/20230606173302817