知的障害者の自転車競技世界選手権 大谷春樹選手が銀メダル
フランスで開かれている知的障害者の自転車競技の世界選手権で、美祢市の大谷春樹選手が男子６０キロ・ロードレースに出場し、銀メダルを獲得しました。
世界選手権に出場した日本選手は大谷選手が初めてで、初出場での快挙です。
フランスのヴィシーで開かれている知的障害者の自転車競技の世界選手権で、６日、男子６０キロ・ロードレースが行われました。
レースには１１か国から２７人が出場し、日本人選手として初めて自転車競技で世界選手権出場を果たした美祢市の大谷選手も挑戦しました。
レースは１周およそ４.７キロメートルのコースを１４周して争われ、二人三脚で練習に励んできた父親の正樹さんも声援を送りました。
正樹さんによりますと、大谷選手は当初、先頭集団でレースを進めましたが中盤でほかの２選手が飛び出し、いったん差をつけられます。
しかし、最終周には驚異の追い上げを見せ、２位でフィニッシュし、銀メダルを獲得しました。
日本人初出場での快挙となりました。
大谷選手は、「銀メダルを獲得しました。応援ありがとうございました」と話していました。
大谷選手は７日、男子１５キロの個人タイムトライアルにも出場します。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20230607/4060017195.html
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