非UCIフレームってなに!?面白自転車?その正体を明かす

1990~2000年代のお話です。
従来より速い自転車を作るためには何が重要か・・・フレームをどうすればいいのか・・・軽さともう一つ、当時の最先端メーカーがたどり着いた答えが空気抵抗でした。

今までの丸いパイプを繋いだフレームよりも尖らせて・風の抵抗を受けやすい縦のパイプを減らし・前傾姿勢にこだわり・・・技術の粋を尽くし極限まで速さにこだわった結果、当時の常識では考えられないような独特のフレームで1時間漕ぎ続けて何km走れるかの記録を大幅に塗り替える選手が2人現れました。

ですが特別すぎるフレームは小さな町工場で作るのが難しく、主流になるとUCIの地元のフレーム工房が潰れてしまう!

更に上記の選手の一人に至っては洗濯機等の廃材から作った自作の自転車でアマチュアなのにプロより速い!
地元の工房を守るためにUCIが取った選択は""レギュレーションを厳しく設定して王道な形のフレームのみ参加できるようにして特殊な自転車で出した記録を無効にする""でした。

そうして""UCI公認の自転車""と認められていない""UCI非公認の例外な自転車""・・・通称、非UCIと呼ばれるグループが生まれました。
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https://chiririn.jp/portal/column/2020/12/uci.html
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