都内の小学生の4人に1人がネットゲームで課金経験がある――。東京都教委の調査で、そんな結果が出た。課金額は8カ月で千円~3千円未満が最も多いが、10万円以上も1・8%いた。都教委は保護者や学校を通じて、子どもたちにネットの安全利用を訴えていく考えだ。
 調査は昨年10月から12月にかけて実施した。小中高校、特別支援学校の児童・生徒と保護者のそれぞれ1万2千人、学校管理職102人から回答を得た。
 課金経験や金額は前年の調査よりも数ポイント減っていたが、依然として高い割合を示していた。
 学校種が上がるほど課金経験は増え、小学校は23・7%、中学校は31・9%、高校は39・2%で、特別支援学校でも19・5%いた。4月から11月までの8カ月間の課金額を尋ねたところ、どの校種でも「千円~3千円未満」が最も多かったが、「10万円以上」も小学校で1・8%、中学校で3・5%、高校で5・4%、特別支援学校で2・4%いた。
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