障がい者施設通う男子中学生 行方不明になり死亡…水に執着あり2人で付き添いの取り決めも当時は1人 施設は3か月新規受け入れ停止処分 吹田市
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3/30(木) 20:56配信
MBSニュース

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 大阪府吹田市の障がい者施設に通っていた男子生徒が、送迎車から降りた後に行方不明となりその後死亡したことを受け、市は施設を3か月間、新規利用者の受け入れ停止処分としました。

 今年4月1日から3か月間新規利用者の受け入れ停止となったのは、吹田市で放課後等デイサービスを行う「アルプスの森」です。

 市によりますと、去年12月9日に施設の前で中学1年生の男子生徒を送迎車から降ろそうとしたところ、男子生徒が支援員の腕を振りほどいて走り出し、行方が分からなくなったということです。

 施設の近くを流れる川のそばには男子生徒の上着が落ちていて、警察なども捜索しましたが1週間後に上着があった辺りから100m上流で浮いているのが見つかり、死亡が確認されました。

 死亡した生徒は池があると飛び込もうとするなど水に執着があったということで、施設と保護者の間では車の乗り降りの際は2人が付き添うように取り決めていたということですが、事故当日は運転手が1人で対応していました。

 市の聞き取りに対し運転手は、「一人で対応できると思った」と話しているということです。

 吹田市は決められていた対応をせず、生徒の安全確保を怠ったとしてこの施設について4月1日から3か月間、新規利用者の受け入れを停止する処分にしました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f19c709ae466d451c0df8652e1ad5a3103dd5c65