「ロシアの撤退不可欠」林外相、南アに伝達

林芳正外相は8日、南アフリカのパンドール国際関係・協力相と電話会談した。パンドール氏は今月中旬に予定されるアフリカ諸国の代表団によるロシアとウクライナ訪問について説明。林氏はロシアのウクライナ侵攻は明白な国際法違反で、ウクライナに公正かつ永続的な平和を実現するにはロシアの撤退が不可欠だとの日本の立場を伝えた。


アフリカ諸国の代表団派遣は南アが主導。南アはロシアと旧ソ連時代から親密な関係で知られている。米国は5月、南アが秘密裏にロシアへ武器や弾薬を提供したとの情報があるとして批判した。

https://www.sankei.com/article/20230608-LUBYHT2WQ5N3TNDZPJPFXTKRFU/